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無駄に荘厳

342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/05(土) 03:42:49.82 ID:l1aAoYwkO
勝手に330の続き。


「男さん……」
 目の前の荘厳さんが、柔らかく微笑む。まるで神話から抜け出した女神のような、慈愛と包容力に満ちた微笑み。本人はいつもの様に微笑んでいるつもりだろうが、その笑顔の前にはどんな芸術だって霞んで見えるだろう。
 ただいつもと異なるのは、その目尻に光る、微かな涙。それは、彼女自身の持つ、優しさの証明。そして、俺の不用意な言葉で彼女を傷つけた、罪の証。
 だがその涙でさえ、彼女にはアクセントとなる。普段は人前で見せることのない涙が、荘厳さんの魅力を引き出し――彼女への気持ちを、抑え切れないものにする。
 心臓が跳ねる。頭が真っ白になる。腕が伸びる。足が前に出る。衝動が、走り出す――。
「あっ、男さん……」
 荘厳さんを、抱きしめていた。
 一瞬身を強張らせたが、すぐに力を抜き、そして彼女は俺の背中に手を回した。


横槍スマナカッタ。駄文でさらに済まない。だが書かずにもいられなかった

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